

2018年10月30日8:42 PM [ビジネス]
あなたは、
それとも、「google」で検索して探しますか?
こんにちは。滋賀県甲賀市で大人系メンズカット専門店(バーバーショップ)を営んでおります、三添大地です。
前々回の記事
でいろいろ反響があったので、
リクエストにお応えして(誰がや!?ww)、
「あなたの人生を変える幸せの床屋学校」第二弾をはじめる。
なお、筆者は、ここの「幸せの床屋学校」の用務員でもある。
「なんか怪しいなぁ」と思ったあなた。
正解です。
今回の記事は、
私が営んでいる『モジョハンズバーバーショップ』という小さな床屋の経営面のお話なので、
誰にでも、わかりやすく書いているつもりですが、
「そういう難しいの興味のない」って人は、見ない方がいいよ。
先ずは、黙ってツラツラ~と読んで見てほしい。
・モジョハンズバーバーショップは団地の奥地にあり、
私が一人で営業している。
これは当店の一つの魅力ではあるのだが、
経営面で言うとマイナスが大きい。
何故かというと立地の悪いお店は、宣伝、情報発信しないと、
誰も存在がわからないのだ。
もう一つ、
一人での営業というのは、
・1日のカット出来るお客様の数に限りがあるという事。
・身体を壊せば、店を停止しなければならないリスクが常につきまとっているのだ。
つまり広告、情報発信は必須ではあるが、
やり過ぎても捌ききれないという事。
以上の点を踏まえて、これからの記事を読んで下さい。
「フリーペーパー」に掲載しない理由。
・フリーペーパーは載せられる情報が少ないので、
割引などで差をつけないと効果がないから。
・フリーペーパーが持っている客層が割引狙いの人だらけになっている現実。
・お店の魅力が伝わらない→魅力的なお店が載せなくなる→割引狙いの人しか見ない。
というマイナス面から当店のような独自性をウリにしてる個人店が載せる媒体ではないと思う。
もちろんフリーペーパーにもいい面はあって、
・認知度を高められる。
・客数を捌けるお店なら、売り上げを上げられる。
・インターネットを見ない人にも幅広く宣伝できる。
という事がメリットとして考えられる。
やるかやらないかは、お店の規模やスタイルによると思う。
次に、「口コミサイト」を利用しない理由。
・口コミがあまり良くない。(酷い事を書かれているのを見た事がある。何のためにお金を払ってるんだか…)
・某口コミサイトを見て来店されるお客さんのリピート率が悪い。(新規割引に惹かれて来店する人が多い。)
・某口コミサイトを見て来店されるお客さんの客質が悪い。(業界内での噂ではありますが…)
次にいい面。
・検索上位に上がりやすい。
・スタート時は、とりあえず客数が計算できる。
・月額の料金次第で、サービスが良くなる。(上位表示など。)ので資金力のある大手は。良い
当店の新規集客方法は、
近隣にポスティングする時はあるけど、
webサイト(ホームページ)を主体に、ネット集客が主。
webサイトの良いところは、お客さんが文字で検索するという事。
だから人によってニッチなワードを使って検索する客層に、狙いを定めてお客さんに情報発信できる。
当店だったらアメリカン、バーバー、フェードとか、
そういうワードで上位表示する事もできるのだ。
これは非常に大切で、
来店したお客さんにとってハズレが少なくなる、つまりリピート率が上がるという事。
最初からリピートしやすいお客さんに限定してアプローチ出来るのだ。
webサイトの悪い点は、
・上位表示に期間がかかる
・初期投資(料金)が他の媒体に比べて高い。
・自分のお店に合うweb業者を探せるかわからない。
良いところは、
・自分のメディアを持てる。
・webサイトを持っている信頼性。
・ブログを使って、いろんなワードでseo効果(検索エンジンの上位表示の事)が期待できる。(地域名+職種など)
当店のような立地条件が悪くて、少人数での営業の場合。
効果がでるのに時間はかかるだろうが、
自店のメディア(webサイト)を出来るだけ早い段階に作っておく事が重要だ。
もし、フリーペーパーや口コミサイトを使うなら、
それを見てる客層が自店に合うかどうかをしっかり見極める事が絶対に必要。
モジョハンズバーバーショップも口コミサイトは、
一年間程掲載していた時もあったが、今は全くしていない。
フリーペーパーは、最初から掲載は断っている。
でも、
webサイトを見て来店されるご新規様が毎月一定数いるし、
2018年度前半の集計をこないだ出してみたんだけど、ありがたい事に、新規、既存含めリピート率80%を越えていた。
「誰でも来て下さい。」というスタイルで情報発信をすると、
当店のような小さくて片寄ったスタイルのお店は、
「自分には合わないな。」っていう人も沢山集客してしまう。
そうするとどうしてもリピート率が悪くなる。
最初から「こういうお店ですよ。」って言っておくと、
お客さんから見てハズレが少なくなるんだよね。
結果リピートしやすいという事になる。
お店のお客さんを絞るという意味合いでは、
値段付けも非常に重要。
安くしちゃうと、
どおしてもお店のスタイルじゃない人にもささってしまう。
これは、小さなお店にはマイナスに働いてしまうんだ。
逆に高くすると、
お店のスタイルに合う人にしか売れなくなる。
結果、よりお店のスタイルが強くなる。
分かるかな?
経営の神様、京セラの稲盛和夫さんはこんな言葉を言っています。
「値決めは、経営だ。」
つまり値段付けとは、あなたの経営そのもの。
因みに稲盛和夫さんは、
「安すぎると利益がとれない、高すぎると売れなくなる。
売れるギリギリ最高値をつけるのが正解。」と言っている。
では質問。
ちょっと考えて見て下さい。
正しい値決めの方法は次のうち、どれでしょうか~?
・業界平均より安くつける。
・業界平均に合わす。
・業界平均より上につける。
・コストに利益を上乗せする。
さぁ、あなたはどれにしましたか?
答えを言うよ。
全部間違いです。
ごめんなさい、引っ掛けました。全部間違いです。
正解は、「あなたがほしい金額をつける。」だ。
厳密に言うと、
あなたのお店が、予約で一杯になった時に、
あなたの希望の年商額になるように設定する。
「ちょっと待って、高すぎると売れなくなるんじゃないの?」
と思われただろう。
しかしそれは、あなたが「どんなサービスを」「誰に」で全然変わる事なのだ。
個人店で安く設定しようとしているなら、もしくは既にしてしまっているなら
ちょっとよく考えてみて。
あなたが値段を安く設定する理由は何かな?
答えは、一つだね。
「お客様の数を増やしたい」
だけだろ。
でもね、
この先日本は、人口減少していく。しかも猛スピードでだ。これは既に決まっている事。
つまりお客様の数は減っていく。
それをお店みんなが
「お客様を増やしたい。」
という思いで経営したらどうなるかな?
潰し合いになるよね。
しかも値段を下げると、
生産コストや人件費が圧迫されるので、
サービスや品質が悪化していくよね。(ヘアカットで言うなら一人にかけられる時間が圧迫される。)
因みにこれは、今現在日本中で起こっている事なのだ。デフレスパイラルってやつ。資本主義の末路とも言われている。
解決策は一つだ。業界みんなで値段を上げる。これしかないのだ。
これができたら業界は、活性化します。
値段が高くても買ってもらう努力をし、
サービスや品質、人件費にコストをかける事が出来る。
そうすれば、業界の価値が上がり、次世代の担い手が出来る。
好循環が生まれるだろ。
「物価目標+2%」って聞いた事あるだろ。
今の日本政府(安倍政権)が発足して以来ずっと掲げてる問題。
値段勝負をするという事は、大手企業と戦うという事。
理美容だと、プラージュとかQBハウスとかEARTH。
飲食だと、吉野家とかマクドナルド。
アパレルだとユニクロ、しまむらとか。
{最初ユニクロは、フリースを4900円で売りました。
そうしたら競合(ライバル企業)は、4900円で真似しました。
するとユニクロは、3900円に値下げしました。
ついてこれる競合は、3900円にしました。
ユニクロは、また2900円に値下げしました。
なんとかついてきた競合は、2900円で対抗しました。
ユニクロは、さらに1900円に値下げしました。
もう競合は、フリースを扱わなくなりました。
今ユニクロは、フリースをいくらで売っていますか?
4900円です。}
どう考えてもこんなトコと戦っちゃダメだよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
「幸せの床屋学校」用務員の三添大地による2時間目終了です。
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【モジョハンズバーバーショップ】
滋賀県甲賀市のメンズカット専門店
湖南市・伊賀市・日野町からも車で約20分
【OPEN】9:00~19:00(水・木・金)/
9:00~17:00(土日祝)
【CLOSE】月曜・火曜
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【各種クレジット決済】
【営業日カレンダー】
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