

2019年4月4日3:42 PM [BARBER SHOPについて,オーナーの独り言,ビジネス]
こんにちは。
モジョハンズバーバーショップの三添です。
いや~理容ってダサいっすね。
「理容」っていう言葉がもうダサいもん。
まだ「床屋」の方がマシ。
でも、
理容室って、いつからこんなにダサいイメージになったんでしょうね。
最近は、お洒落な人がバーバーに行くようになったから、ちょっとは緩和されてんのかな。
美容室も日本中に溢れかえってて、溢れかえってることがダサいから、ちょっとは緩和されてんのかな。
今日は、「理容室ダサいね。」っていうブログを書いていきたいと思いますw。
よろしくお願いします。
あ~ダサ。
20年前メンズがこぞって美容室に髪をきりに行った、
カリスマ美容師時代に流行っていたファッションは、ユニセックス、裏原系、メンエグ系など。
これらのファッションの人達が当時の理容室で髪切るか?
切らないでしょ。
当時アシスタントだった俺は、理容店でも美容店でも働いていた。
あの時代に「刈り上げ七三」なんて完全にアウトな髪型だった。
理容業界ではそれを毎日深夜まで練習するんだよ。
挙げ句の果てには「角刈り」とかね。
完全に時代無視。
もうね、働いているのが恥ずかしかった。
カリスマ美容師ブームやキムタクのドラマの影響も大きかったけど、
もうちょっと業界が柔軟になって欲しかった。
あの時代の若い理容師は、あまりにもかわいそうだったと思う。
理容師としての誇りなんか1mmもなかった。
自分でも、よく続けたと思う。…何度もフェードアウトしたけど。
今では全国に広まった(繁殖した)低料金店の理容店だけど、
20年前は都会の方にしかなかったんだよ。
それが日本中に広がった。
それまで、ノホホンと経営をしていた個人の理容店は、
差別化するウリもなく低料金店との戦いに巻き込まれていく事になるのだけども、
一部の店舗はあろうことか値段勝負に走ってしまう。
結果は想像どうりだと思うが…
そのお店が売り上げを落とすのは仕方ないのだけども、
低料金店が増えた影響は、
理容業界全体の「価値下げ」となった。
当たり前だよね。
消費者は、値段が高い物を「価値が高い」と思うんだから。
ダサい上に、さらに値段を下げて、価値を下げたわけだ。
う~ん。これは残念です。
昔ながらの理容室(床屋)って、
店構えは昭和レトロでシブいんだよ。
飲食店とかだったら、おじいちゃんがやっているような昭和レトロな定食屋とかシブいのはウケる。
何故なら、食べるだけだし。
でも、おじいちゃんがやっている、
昔ながらの理容室はいけないよね。
だって髪型ダサくなったらイヤだもん。
自分の髪型を犠牲にしてまで、シブい理容室いけないよね。
俺でもイヤだわw。
でもそこに同年代でオシャレな人が働いてたらどうでしょうか?
簡単に言うと、それが最近流行りの「バーバー」
バーバースタイルとは、世界中で流行している髪型。
簡単に言ったら、「刈り上げ七三。」
日本でも結構流行っているよね。
クラシックなイメージのバーバースタイルだけど、
ファッション的には案外いろいろ併せやすい。
王道のアメカジやスーツだけじゃなく、スポーツスタイルやストリートファッションなんかとも相性がいい。
近年のバーバースタイルの象徴が、フェードカットと言われる刈り上げ。
1mm以下の最短部からグラデーションで上がっていく刈り上げ。
肌が白くみえるくらい短いところから、黒く見えるくらい長いところの色彩が特徴的。
ハードなイメージのフェードカットだが横分けにしたり、短髪にしたり、ツーブロックの刈り上げ部に用いたり意外と併せやすい。
このフェードカットを昔ながらの床屋の刈り上げのイメージで作るか、
最先端のバーバースタイルで表現できるかが、理容とバーバーの違いなんじゃないかな。
20年前にカリスマ美容師ブームで美容室に流れたメンズを、
美容室から引き離す。
これが理容業界における「バーバー」の役目なんじゃない?
オシャレ度も高く、都会的で、ファッション的でもあり音楽やカルチャーにも通じる。
しかも世界的に「バーバースタイル」が流行中だ。
もう今しかないでしょ。
って思う。
「今でしょ。」じゃないよ、「今しかないでしょ。」だよ。
俺は、「バーバー」が終わる時は、理容が終わる時だと思う。
理容業界は、
「高齢化で介護的な役割があるから大丈夫。」みたいな事言うてるけど、そうなったら終了だよ。
っていうか、そんな事言うてるから衰退化してるんでしょうね。
現役理容師の平均年齢はどんどん上がってて、
店舗数はどんどん少なくなっている。
理容店同士でお客の取り合いなんかは、もうほとんどない。
でも美容業界はいまだに拡大していて、店舗数も増加している。
女性客の取り合いから溢れた美容室はメンズ市場に本格に乗り込んできている。
滋賀県でもメンズ専門の美容室があるぐらい。
残念ながら、一般的な料金の個人理容店に戦う力はどこにもない。
でもしょうがない。
市場がなにを求めてるのかも分からなく、
自分の強みがなんなのかも分からないのならば、
確実に負ける。
それが自然淘汰という事なんだろう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
↓の記事も合わせてどうぞ。
【モジョハンズバーバーショップ】
滋賀県甲賀市のメンズカット専門店
湖南市・伊賀市・日野町からも車で約20分
【OPEN】9:00~19:00(水・木・金)/
9:00~17:00(土日祝)
【CLOSE】月曜・火曜
【LINE@】
【各種クレジット決済】
【営業日カレンダー】
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
Loading...
|
||||||
<< Previous | Next >> | ||||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |